BMWワンメイクドライビングレッスン|リポート
国際レーシングコースでBMWを駆ける歓びを味わえる
国際格式のレーシングコースを使って、BMW本来のパフォーマンスを思う存分に発揮できるプログラム「BMWワンメイクドライビングレッスン」は、好評のまま2016シーズンも閉幕しました。
今回は、第11回目の模様をリポートします。
BMWだけの特別なプログラム2016年も十二分に楽しめた模様
富士スピードウェイで行われた「BMWワンメイクドライビングレッスン」は、第11回目となる2016年9月7日に開催した。
毎回40名以上のエントリーがあるが、今回の参加台数はちょっと少なめの36台。
それでもリピーターと新規参加が半々という感じで、平日開催ゆえに仕事の都合で参加がキャンセルという人も多かったようです。
定評あるプログラムはいつもと同じ、午前中に特設コースで基礎的なハンドリングレッスン。
インストラクターは、モータージャーナリストの荻原秀樹氏をチーフに、現在スーパーGT300クラスでも活躍する清原章太選手とスーパーFJからステップアップを目指す、伊藤鷹志選手という現錬きレーシングドライバーの2名が指導に当たった。
また、ひとりあたりのアタック回数を稼ぐために、2グループに分かれて講習を受けるシステムだったが、待機グループには最新モデルのタッチ&トライの時間が設けられた。
今回もM2クーペ、M6グランクーペ、そしてフェイスリフト版の440iグランクーペが用意され、実際にステアリングを握ってテストドライブ。
次の愛車購入の参考にしている熱心な方々もいたようです。
午前中のレッスンとニューモデル試乗を消化し、レストラン「ORIZURU」での昼食を終えたら、いよいよ国際レーシングコースに挑む。
このワンメイクレッスンのメインイベントとなる20分×3本のフリー走行だ。
しかし、フリー走行というだけに楽しみ方もさまざま。
自身のラップタイム更新に情熱を傾ける方もいれば、理想のラインをイメージしながらスムーズな走行を追求する方もいる。
当然、インストラクターはパドックに待機してアドバイスしたり、同乗走行プログラムでは本気のアタックをしたりの大サービス。
カルガモ走行で無線を使った先導レッスンも好評だ。
徐々にコースに慣れてくれば、愛車BMWの走りを楽しむ余裕も出てくる。
一連のレッスンで受けたアドバイスを実践することで、これまで気がつかなかったドライビングの欠点や、意外な才能まで発見してしまうこともあるのだ。
そしてなによりも、富士スピードウェイによれば、BMWのレッスン参加者は走行マナーが良くてトラブルがないとのこと。
やはりBMWを愛するものは紳士淑女ということだろう。
荻原秀樹氏 曰く、「BMWはドイツのアウトバーンをパフォーマンスの基準に設定しているので、ん本の行動では性能の半分も開放してあげられないはず。こうしたレッスンを通じて、安全かつ楽しくBMW本来の走りを発見できれば、もっとBMWが好きになるはず」とのこと。
確かに、行動を200km/h超で走ればただの犯罪ですが、レーシングコースならごくごく当然のこと。
その世界を未体験の方は是非ともこのレッスンにご参加ください。
2016年も2回開催が実現した、このBMWワンメイクドライビングレッスンは、2017年2018年以降もほぼ同じ時期に開催する予定とのことです。
ただし、ブレーキとタイヤの整備は万全に。
参加申し込みをしたら、BMW正規ディーラーでの点検屋シーズンインチェックを受けることをおすすめします。
BMWワンメイクドライビングレッスンの特長とは?
午前中には特別試乗会
ハンドリング口臭の裏プログラムとして好評なニューモデル試乗。
今回は新着のM2クーペとM6グランクーペ、440グランクーペを用意。
ディーラー試乗ではなかなか用意されない最新Mモデルとあって存分に皆さん楽しんでいました。
レベルに応じてアドバイス
同じBMWといえども、モデルによってパフォーマンスは多種多様。
参加者のスキルと総合的に判断しTえ、短時間柄ほぼマンツーマンで最適なドラビングを授ける。
普段は気づかない悪いクセも見抜かれるのだ。
パイロン特設コースでハンドリングレッスン
富士スピードウェイの攻略でポイントとなる後半セクションをパイロンで設定したハンドリング講習。
インストラクターの助手席道場や無線でのアドバイスはもちろん、インストラクターが参加者のクルマを操って手本を見せてくれるのもこのレッスンの特長。
午後はレーシングコースで20分×3本のフリー走行
参加者全台での完熟走行を終えたら、20分ずつのフリー走行に挑戦。
しかもラップタイムを計測しているので、最速更新を狙ってチカラが入ってしまうことも。
日常走行では体験できない200km/hオーバーの世界は確実にハマる。
贅沢な講師陣を招集
BMWドライビングエクスペリエンスでもインストラクターを務める荻原リポーターと、GT300クラスにも参戦した清原選手、伊藤選手ら若手レーシングドライバーのアドバイスは的確と評判です。