BMW M3/M4
レーシングマシンのDNAを受け継ぐスーパースポーツ。
初代のM3はツーリングカーレースのホモロゲーション用に開発されたピュア・スポーツクーペ。
現行型よりセダンはM3、クーペはM4と異なるモデルとして展開された。
基本情報・主要諸元・サイズ
グレード名 | M3 セダン | M4 クーペ | |
---|---|---|---|
基 本 情 報 |
新車価格 | 1185万円 | 1208万円 |
発売日 | 2017年5月9日 | 2017年5月9日 | |
型式 | CBA-3C30 | CBA-3C30 | |
駆動方式 | FR | FR | |
トランス ミッション |
7DCT | 7DCT | |
ハンドル | 右 | 右 | |
動力分類 | エンジン | エンジン | |
寸法 重量 定員 |
全長 | 4,685 mm | 4,685 mm |
全幅 | 1,875 mm | 1,870 mm | |
全高 | 1,430 mm | 1,385 mm | |
前輪サイズ | 255/35R19 | 255/35R19 | |
後輪サイズ | 275/35R19 | 275/35R19 | |
最小 回転半径 |
5.9 m | 5.9 m | |
車両重量 | 1,640 kg | 1,640 kg | |
定員 | 5 人 | 4 人 | |
エ ン ジ ン |
排気量 | 2,979 cc | 2,979 cc |
最高出力 | 317[431]/7300 | 317[431]/7300 | |
最高トルク | 550[56.1]/1850 | 550[56.1]/1850 | |
過給機 | ターボチャージャー | ターボチャージャー | |
燃料 | ハイオク | ハイオク | |
燃料タンク | 60 L | 60 L | |
燃 費 |
JC08モード | 12.2 km/L | 12.2 km/L |
新車価格表(グレード別)
グレード | 価格(万円) |
---|---|
M3 セダン | 1185万円 |
M4 クーペ | 1208万円 |
購入見積もり/維持費
項目 | 金額 |
---|---|
車両本体価格 | 11,850,000円 |
自動車取得税 | 289,700円 |
自動車税(年額) | 51,000円 |
自動車重量税 | 49,200円 |
自賠責保険料(37ヶ月) | 40,040円 |
登録・諸費用 | 約70,000円 |
合計 | 約12,349,940円 |
値引き額・最安値の相場(新型/新車)
グレード | 値引き額 | 最低額 |
---|---|---|
M3 セダン | 18~35万円 | 1150万円 |
M4 クーペ | 20~40万円 | 1168万円 |
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評価/評判(BMW M3/M4)
特長
超高回転型エンジンを搭載することこそ、Mモデルの特徴だった。
従来型のM3が積む4リットルV型8気筒エンジンは、8000rpm以上まで一気に到達。
つまり、一般的な技術ではなし得ない回転域までエンジンを回すことで圧倒的なパワーを稼ぎ出していたのだ。
だが、Mモデルでも環境性能の改善という社会的な課題に取り組む必要があった。
そのため、現行型は排気量を3リットルにダウンサイジングするとともに直列6気筒として、出力補完の目的でツインターボを組み合わせた新開発のエンジンを搭載してきた。
こうした背景を踏まえると、M3とクーペのモデル名を独立させたM4がGTカーのようになったのではないかと心配されたそうだ。
だが、逆に現行型は従来型よりも刺激の度合いが大幅に強くなっている。
まるで、2世代前のE46型のイメージを取り戻したような、いい意味での粗削りな走りが楽しめる。
エンジンは、アクセルを踏み込むと鼓動が強まり爆発エネルギーの大きさを知らしめる。
そこからさらに、アクセルを踏み続けると鼓動の密度が増してくる。
エンジンが高回転域に達する過程を、そうした刺激によりドライバーに劇場的なまでに伝えてくれる。
なおかつ、高回転域までパワーがぎっしりと詰まっている。
その特長から”超”の一文字は削除されたが、レッドゾーンが始まる7600rpmまでは一気に吹け上がり、直噴ターボとしては高回転型であることは間違いない。
さらに、オプションで王位されるコンパティション・パッケージは最高出力が19ps上乗せされるだけに高回転域での加速の伸びが一段と鋭くなる点も見逃せない。
まさにMモデルとしてのメンツは保たれている。
なおかつ、従来型は高回転域を維持しないとエンジンの本領が引き出せなかった。
だが、現行型はターボにより低回転域から中回転域にかけてトルクの強烈な盛り上がり感が確かめられる。
それこそ信号待ちからのゼロ発進加速でもMモデルならではの実力の一端に接することができる。
シャシー性能にしても、やはり刺激の度合いが強い。
オプションのアダプティブMサスペンションは、ダンパーの減衰力が低めの領域で保たれるコンフォートでも乗り心地はかなり硬めになる。
タイヤが発するロードノイズも大きめなので、M3をファミリーカーとして使うことがあるなら家族の賛同が必要になりそうだ。
ただ、M3でも走りを最優先し、M4をパーソナルカーとして使うなら、快適感については高次元なコーナリング性能の代償として納得して余りある。
ところで、M3とM4は同じ場面で乗り比べれば違いが分かる。
M4は車高が低く重心も下がるので、特にコーナーが連続する場面でステアリングを切り返す際のダイレクト感はM3よりも勝る。
見方を変えれば、乗り比べなければM3でも十二分に刺激的な走りが楽しめるという事でもある。
エンジン
S55B30A
高回転型の自然吸気ユニットを搭載してきたM3だが、現行モデルからツインターボ化された3リットル直列6気筒エンジンを採用。
最高出力431ps、最大トルク550Nmを発揮。
オプションのコンペティション・パッケージを選択すると最高出力は450psにまで高められる。
タイヤ
装着タイヤはフロントが225/40RZ18、リアが275/40ZR18サイズが標準仕様。
オプション設定のコンペティション・パッケージを装着した場合、フロントとリアのタイヤはそれぞれ265/30ZR20と285/30ZR20までサイズアップされ、標準のツイン5スポークからクロスしたスタースポーク・デザインへと変更された。
レーシングマシンさながらの加速性能
先代モデルのM3クーペに与えられていたカーボンファイバー製のルーフは、現行型からはM3とM4の両モデルに標準設定。
45mm車高が低いM4の方が重心面でアドバンテージが得られる。
0→100km/h加速は、M3/M4ともに4.1秒で、コンペティション・パッケージを装着することで4秒フラットに短縮された。
レイアウト
M3とM4のインパネ形状は同じ。
最上段に独立して設定されるワイド・ディスプレイやシフトレバー横にiDriveの操作用コマンダーを配置するなど、最新のBMW各社と共通したレイアウトを踏襲している。
シートはヘッドレスト一体型のMスポーツ・シートで、コンペティション・パッケージではバックレストの一部が肉抜きされた専用軽量タイプとなる。
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